雪の俊蘭 – ときめきトゥナイト日記
前回アップした絵は、雪が降る中の真壁くんと蘭世でした。そこで改めて本編の雪のシーンも読んでみました。私にとって特に印象的なのは、二つあります。一つはこれ。
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ここは何度観ても心に染みますが、改めてなぜここで真壁くんは蘭世の手を繋いでポケットに手を入れたのか。
直前のカルロ様とのことがあったことに加えて、蘭世が筒井くんのことを懐かしくおもいだしちゃったりなんかしたから、蘭世のことが愛おしくて離したくなくて…といった感じでしょうか。そして私は雪が降ってきたというのが大きいと思います。ハグや手繋ぎって冬が一番似合うと思いませんか?そしてもう1つ蘭世が可愛すぎというのも。「ねぇ、なんて言ってたの」って真壁くんの服を掴む手が!可愛すぎますよね!こんなふうにされたら私でも思わず手繋ぎます。
そしてもう1つはこれです。
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こちらも何度見てもジーンと胸が熱くなります。
ここはもう、描写がすごいですね。真壁くんのモノローグの心理描写、はしゃぐ蘭世、ベンチで雪を仰ぎみる真壁くん、雪の木立の景色。哀愁漂う、悲しすぎる、けれども最高に素敵なシーン。
蘭世は真壁くんの様子が変と思ったのなら、もしかして…って気づいてもいいはずですが…ここは、心理学を少し聞きかじったからわかるのだけれど、認知バイアスってやつですね。後のセリフでありますが、今回は絶対そんなことにはならないって信じてしまってたわけです。過信は禁物です。
以上2つの場面を上げましたが、どちらもストーリーから哀愁漂ってます。物悲しい感じがします。私が先日アップした絵は、悲しさはありません。何の憂いもない蘭世と俊です。明るさしかありません。でも真壁くんはこんな風にキスはしないですよね。らしくないのですが。
設定を考えるとすれば、朝起きたら雪が積もっていて、めずらしいので二人で庭にでて、そのうち蘭世がはしゃぎ始めて雪を投げつけ、真壁くんがやめろと言っても止めないので、思わず抱きしめてキス。
でどうでしょう。
今、お話と絵作っています。いつアップできるかわかりませんがお楽しみに。